転職回数が多い人の自己PRの書き方|強みの見つけ方とテンプレートを実体験から解説

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転職回数が多いと、自己PRの欄で手が止まりませんか?

「アピールできる強みなんてない」「どの経験を書けばいいか分からない」――僕もまさにその状態でした。転職20回・47歳。47歳で8社に応募して全滅していた時期、一番しんどかったのが自己PRを書く作業だったんです。何時間もパソコンの前に座って、結局「いろいろな経験をしてきました」みたいなぼんやりした文章しか出てこない。

でも、エージェントの担当者さんとの面談で「経験の多さは材料の多さですよ」と言われてから、自己PRの考え方がガラッと変わりました

この記事では、転職回数が多い人向けの自己PRの書き方を、強みの見つけ方3ステップとすぐ使えるテンプレートつきで解説します。転職回数の多さは、書き方次第で武器になります。

目次

転職回数が多いと自己PRで不利になるのか?【採用側のホンネ】

自己PRを書く前に、まず知っておいてほしいことがあります。それは、企業が本当に気にしているポイントです。

僕は「転職20回」という経歴を見た瞬間に不採用が決まると思い込んでいました。でも、エージェントの担当者さんに聞いたら、ちょっと違ったんです。

企業が本当に気にしているのは回数ではなく「また辞めないか」

担当者さんにこう言われました。

担当者さん

「採用担当が一番気にしているのは、回数そのものじゃないんです。”この人、うちもすぐ辞めるんじゃないか”。この不安を解消できるかどうかがすべてです」

と。

正直、意外でした。「20回」という数字だけで門前払いだと思っていたので。でも担当者さんの話を聞いて、企業側の懸念はもっとシンプルなんだと分かりました。まとめるとこうなります。

企業が気にしていること企業が知りたいこと
またすぐ辞めるのでは?長く働く意志があるかどうか
うちで活躍できるの?採用するメリットが具体的にあるか
何ができる人なの?スキルや経験を自社でどう活かせるか

つまり、回数の多さそのものより、「この人を採る理由」を書類で示せるかどうかが勝負ということです。

自己PRが「強みの証明」になれば回数はカバーできる

ここで自己PRの出番です。自己PRの役割は「この人を採用するメリット」を伝えること。言い換えれば、転職回数が多い=経験の引き出しが多い、と証明する場所なんです。

僕自身、47歳で8社に応募して全滅していた時期は「PRできることなんて何もない」と本気で思っていました。20回も転職して、どれも中途半端に見える。この経歴で何をアピールすればいいんだ、と。

でもエージェントの担当者さんとの面談で、こう言われたんです。

担当者さん

「KOEDAKEさんの経歴を見てください。20社分の経験があるということは、20社分の材料があるということですよ。問題は材料がないことじゃなくて、まだ整理できていないだけです」

この一言で、自己PRに対する考え方が変わりました。**書けないんじゃなくて、整理できていないだけ。**それなら整理すればいい。

では、どうやって整理するのか。次のセクションで、僕がエージェントの担当者さんと一緒にやった「強みの見つけ方3ステップ」を具体的に紹介します

転職回数が多い人の自己PRを書く前にやること【強みの見つけ方3ステップ】

自己PRが書けない最大の原因は、いきなり文章を書こうとすることです。

僕もそうでした。パソコンを開いて、自己PRの欄をにらみつけて、「えーと、私の強みは……」と書き始めようとする。で、何も出てこない。この繰り返し。

エージェントの担当者さんに相談したとき、最初に言われたのがこれでした。

担当者さん

「いきなり書こうとするから止まるんです。まず材料を出して、並べて、選ぶ。この順番でやりましょう」

この「材料を出す→並べる→選ぶ」が、これから紹介する3ステップです。僕はこのステップをエージェントの担当者さんとの面談で一緒にやりましたが、一人でもできるように手順をまとめました。

ステップ1|職歴を全部書き出して「やったこと」を棚卸しする

最初にやるのは、肩書きではなく「具体的にやった作業」を書き出すことです。

担当者さんにこう指摘されました。

担当者さん

「”工場勤務”とか”介護職”みたいな肩書きだけ書いても、何ができる人か伝わりません。その仕事で具体的に何をやっていたかを書いてください」

と。

僕の場合はこんな感じで書き出しました。

  • 工場(複数社):フォークリフトでの入出庫作業、検品、ライン作業
  • 介護:利用者さんの食事・入浴介助、送迎、記録作成
  • 復興支援:現場での資材運搬、重機の補助
  • ダクト屋:空調ダクトの取り付け、加工作業

ポイントは、「その仕事で身についたこと」もセットで書くこと。たとえばフォークリフトなら「カウンターフォークとリーチフォークの両方を操作できる」まで書く。ここまで具体的にしておくと、次のステップがやりやすくなります。

ステップ2|複数の職歴に共通するキーワードを探す

書き出した「やったこと」を並べたら、次は共通するキーワードを探す作業です。

バラバラに見える職歴でも、よく見ると共通点があります。担当者さんに教わったのは、こういう視点で探すということでした。

担当者さん

「”体を使う仕事が多い”とか”一人で完結する作業が多い”とか、ざっくりでいいので共通点を探してみてください。それがKOEDAKEさんの強みの原石です」

僕が実際に見つけた共通キーワードがこちらです。

共通キーワード該当する職歴
体力・持久力工場、介護、復興支援
一人で業務を完遂する力フォークリフト作業、製品検品
現場への即応力工場(複数社)、倉庫

ここで僕が一番驚いたのが、フォークリフトの経験でした。20回の転職のうち5社でフォークリフトを使っていたんですが、自分では「たいしたことない」と思っていたんです。

でも実際は、カウンターフォークだけじゃなくリーチフォークも操作できたので、狭い倉庫の現場でも対応できました。リーチフォークの経験がなければ仕事にならない現場もあったので、これは大きかったんです。しかも経験が長い分、指導もそこそこですぐ実作業に入れて、「即戦力になった」と言ってもらえました。

**自分では当たり前だと思っていたスキルが、複数の現場で共通して評価されていた。**これがよく書かれている「キャリアの一貫性」の正体なんだと、担当者さんとの面談で気づきました。

ステップ3|応募先の仕事内容と共通キーワードを重ねる

最後のステップは、見つけた共通キーワードの中から、応募先の仕事で活かせるものを選ぶことです。

ハローワークの相談員さんにも、こうアドバイスされました。

相談員さん

「自己PRは”自分が言いたいこと”じゃなくて、”相手が聞きたいこと”を書くものですよ。応募先の求人票をよく読んで、求められている人材像と自分の強みが重なるポイントを探してください」

たとえば僕が運送業に応募したときは、求人票に「体力に自信のある方」「一人での配送業務」と書いてありました。ここにステップ2で見つけた「体力・持久力」「一人で業務を完遂する力」がぴったり重なった。これが自己PRの「核」になったわけです。

この3ステップを踏めば、「何を書けばいいか分からない」という状態からは抜け出せます。

ただ、僕の場合は一人でステップ2の共通キーワードを見つけるのがどうしてもできませんでした。自分の経歴を客観的に見るのってかなり難しいんです。エージェントの担当者さんとの面談で「フォークリフト、5社で使ってるじゃないですか」と指摘されて初めて気づいたくらいなので。一人で煮詰まっている方は、無料で相談できるエージェントを使ってみるのも手だと思います。

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なお、自己PRと職務経歴書はセットで整える必要があります。職務経歴書の書き方やフォーマット選び(キャリア式など)については別の記事で詳しくまとめているので、書類全体の構成で悩んでいる方はあわせて読んでみてください。

転職回数が多い人の自己PRテンプレート【例文つき】

ここからが「すぐ使いたい」方向けのパートです。前のセクションで紹介した3ステップで強みが見つかったら、あとはテンプレートに当てはめるだけ。僕がエージェントの担当者さんに教わった型を紹介します。

自己PRテンプレート|「経験の共通点+応募先への貢献」型

担当者さんに自己PRの構成を相談したとき、こう言われました。

担当者さん

「自己PRは3つのパーツで組み立ててください。”何ができるか””なぜそう言えるか””どう役に立つか”。この3つが揃っていれば、採用担当は納得します」

この3パーツをテンプレートにすると、こうなります。

パーツ書く内容文量の目安
①強みの提示複数の職歴で共通して身につけた強みを一文で書く1〜2文
②具体的なエピソードその強みを裏付ける体験を、数字や固有名詞を入れて書く3〜4文
③応募先への貢献その強みを応募先でどう活かすかを書く1〜2文

穴埋め式にするとこうです。

「私はこれまでの〔職歴の数〕社での経験を通じて、〔共通する強み〕を身につけてきました。たとえば〔具体的な職場名や業務〕では、〔数字や成果を含むエピソード〕。この経験を活かし、貴社の〔応募先の業務内容〕において〔どう貢献するか〕。」

大事なのは②のエピソード部分です。担当者さんにも念押しされました。

担当者さん

「”いろいろな経験があります”だけでは伝わりません。具体的なエピソードが1つ入るだけで、説得力がまったく変わりますよ」

自己PRの例文|転職回数が多い40代の場合

僕自身の経歴をベースに、このテンプレートで書いた自己PRの考え方を紹介します。

<現場対応力と即戦力性>

これまで製造業、介護、運送業など複数の業種で現場業務を経験してきました。異なる現場でも共通して求められたのは、新しい環境に早く馴染み、即戦力として動ける対応力です。たとえばフォークリフト業務では、カウンターフォークとリーチフォークの両方を操作でき、複数の現場で入社後すぐに実作業を任されました。狭い倉庫ではリーチフォークの経験がなければ作業にならない場面もあり、「経験があるから助かる」と評価いただきました。こうした複数現場での実務経験を活かし、貴社の業務においても早期に戦力として貢献したいと考えております。

この例文のポイントを分解するとこうなります。

  • ①強みの提示:「新しい環境に早く馴染み、即戦力として動ける対応力」→共通する強みを一言で
  • ②エピソード「カウンターとリーチの両方」「5社で即実作業」「狭い倉庫ではリーチ必須」→数字と固有名詞で具体性を出す
  • ③貢献:「早期に戦力として貢献」→応募先の仕事に結びつける

もちろん、これは僕の経歴に合わせた例文です。職種が違えばエピソードも変わりますが、「①強み→②エピソード→③貢献」の3パーツ構成はどんな経歴でも使えます。

自己PRで避けるべきNGパターン

最後に、僕自身がやらかしたNGパターンを3つ紹介しておきます。

NG1:転職理由の言い訳を長々と書く

自己PRの欄で「前職は人間関係が合わず……」と退職理由を説明し始めてしまうパターン。僕も最初やりかけましたが、担当者さんに止められました。

担当者さん

「自己PRは”なぜ辞めたか”を書く場所じゃなくて、”何ができるか”を書く場所です。退職理由は退職理由の欄に書いてください」

退職理由の書き方で悩んでいる方は、別の記事で僕の実例つきで解説しているのであわせて読んでみてください。

NG2:「いろいろな経験をしてきました」で終わる

これが一番やりがちなパターンです。僕が最初に書いた自己PRがまさにこれでした。「さまざまな業種を経験し、柔軟性を身につけました」。担当者さんに見せたら一言。

担当者さん

「これだと”で、具体的に何ができるんですか?”って聞き返されますよ」

と。抽象的な言葉だけでは、採用担当の頭に何も残らないんです。必ずエピソードで裏付ける。これがテンプレートの②が重要な理由です。

NG3:すべての職歴を詰め込む

20回分の経験を全部アピールしようとして、自己PRが長文になったこともあります。ハローワークの相談員さんに見せたら、こう言われました。

相談員さん

「全部書く必要はないですよ。応募先の仕事に関係ある経験だけ選んでください。選ぶ勇気も大事です」

自己PRに書く経験は、応募先1社につき1〜2個で十分。「全部見せる」より「刺さるものだけ見せる」ほうが伝わります。

よくある質問

Q1. 転職回数が多い人の自己PRはどう書けばいい?

バラバラに見える職歴から「共通する強み」を抽出して、応募先の仕事で活かせることを具体的に伝えるのがポイントです

僕の場合は、5社で使ったフォークリフトの経験が「現場対応力」という共通の強みになりました。自分では気づけなかったんですが、エージェントの担当者さんとの面談で指摘されて初めて分かったんです。

今現在の運送業でもこのフォークリフトの経験が無ければ正直キツかったです。

書き方の手順は、この記事で紹介した3ステップ(①職歴の棚卸し→②共通キーワードを探す→③応募先と重ねる)を試してみてください。テンプレートに当てはめれば、そのまま自己PRの文章になります

Q2. 転職回数の多さを強みに変えるにはどうすればいい?

「複数の現場で共通して評価されたこと」を探すのが一番の近道です

ハローワークの相談員さんにも、こうアドバイスされました。

相談員さん

「転職回数が多いことを無理にポジティブに言い換えようとしなくていいんです。それより、実際に複数の職場で”これは助かる”と言われた経験を思い出してください。それが本物の強みですよ」

僕もまさにそうで、「転職が多い=適応力がある」みたいな抽象的な言い換えをしようとして失敗しました。そうじゃなくて、フォークリフトを5社で使えた、狭い倉庫でもリーチフォークで対応できた、という具体的な事実が強みになったんです。

一人で見つけにくい場合は、エージェントとの面談で棚卸しをしてもらうのが早いです。

なお、書いた自己PRを面接でどう伝えるかも大事なポイントです。話し方の構成や回答テンプレートは別の記事でまとめているので、書類が仕上がったらあわせて準備しておくと安心です。

まとめ|転職回数が多い人の自己PRは「強みの見つけ方」で決まる

この記事でお伝えしてきたことをまとめます。

  • 企業が気にしているのは転職回数ではなく「定着するか」と「採用するメリット」
  • 自己PRを書く前に、職歴の棚卸しで「共通する強み」を見つけることが最優先
  • 強みの見つけ方は3ステップ。①やったことを書き出す→②共通キーワードを探す→③応募先と重ねる
  • テンプレートは「共通の強み+具体エピソード+応募先への貢献」の3パーツ構成
  • 一人で見つけられないなら、プロと一緒に棚卸しするのが最短ルート

まずは、自分の職歴を1社ずつ「何をやったか」で書き出してみてください。肩書きじゃなくて、具体的な作業です。1社でも書き出せれば、そこから共通点が見えてきます。

僕自身、「PRできることなんて何もない」と思い込んでいた時期がありました。でもエージェントの担当者さんとの面談で、30分もかからず自分の強みが整理できたんです。書けないんじゃなくて、まだ整理できていないだけ。一人で「これでいいのかな」と悩み続けるより、プロと一緒に棚卸ししたほうが圧倒的に早かったというのが僕の実感です。

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