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「求人サイトを開いても、何を基準に選べばいいか分からない」
とりあえず給料と勤務地だけ見て、条件が合いそうなところに片っ端から応募する。受かったところに入る。合わなかったら辞める。僕は20回の転職のうち、ほとんどをこのやり方で繰り返していました。
転職の軸がなかったんです。何を重視すればいいのか、自分でも分かっていなかった。
でも、エージェントの担当者さんと一緒に過去の退職パターンを棚卸ししたとき、初めて自分のMUST条件が見えました。「一人の時間が確保できる」「体を動かせる」「生活できる収入がある」。この3つを軸にしたことで、今の運送業という天職にたどり着けたんです。
この記事では、転職の軸の決め方を、僕がエージェントの担当者さんに実際に教わった方法をもとにお伝えします。「転職で何を重視すればいいか分からない」「条件が多すぎて絞れない」という方に、きっとヒントになるはずです。
転職の軸がないまま転職を繰り返した僕の失敗談

転職の軸がわからないと「手当たり次第」になる理由
僕は20回の転職のうち、ほとんどを「軸なし」で繰り返しました。新卒の会社を感情的な理由で辞めてから、求人の選び方はいつも同じ。「給料がそこそこ」「家から近い」「未経験OK」。この3つだけで応募先を決めていたんです。
転職で何を重視するか、自分でも分かっていなかった。だから求人サイトを開くたびに何十分も迷って、結局「まあここでいいか」で応募する。入社してから「思ってたのと違う」で辞める。その繰り返しでした。
ハローワークで相談したとき、相談員さんにこう聞かれたことがあります。

「KOEDAKEさんは、次の仕事に何を求めていますか?」
何も答えられませんでした。考えたこともなかったんです。



「それだと、また”なんとなく”で選んでしまいますよ。まず自分が仕事に何を求めているのか、整理するところから始めましょう」
当時はこの言葉の意味を本当には分かっていませんでした。でも今振り返ると、これが「転職の軸」の大切さに初めて触れた瞬間だったと思います。
なぜ同じパターンで辞めてしまうのか、その原因を深掘りした記事も書いています。「また辞めてしまった」と自分を責めている方は、あわせて読んでみてください。


軸のない転職を繰り返すと何が起きるか
転職の軸がないまま動き続けると、どうなるか。僕の場合はこうでした。
まず、職歴が増えるほど書類で落ちやすくなります。47歳で8社に応募して全滅したのですが、あのときは



「もう自分を受け入れてくれる会社なんてないんじゃないか」
と本気で思いました。
それから、自分自身への信頼もなくなっていきます。「また辞めるんじゃないか」「どうせ続かないんじゃないか」。面接に行く前から、自分に負けている状態でした。
エージェントの担当者さんに後から言われたのが、この言葉です。



「軸がないまま転職を繰り返すと、”選んでいる”つもりでも実は”流されている”だけなんです。だから毎回同じ結果になる」
正直、ドキッとしました。まさに僕がやっていたことだったからです。
なぜ同じパターンを繰り返してしまうのか、その原因を深掘りした記事も書いています。「また辞めてしまった」と自分を責めている方は、あわせて読んでみてください。
転職の軸とは?MUST条件とWANT条件に分けて考える


転職の軸=「これがないと続かない条件」のこと
転職の軸という言葉、ネットで調べるといろんな定義が出てきます。でも、僕の実感としてはすごくシンプルです。
転職の軸とは、「これがないと自分は続けられない」という条件を言葉にしたもの。
年収なのか、仕事内容なのか、人間関係なのか、働き方なのか。何を重視するかは人によって全然違います。大事なのは「一般的に良いとされる条件」ではなく、「自分にとっての最優先」を知ることなんです。
エージェントの担当者さんにこう言われたとき、ハッとしました。



「”良い会社”を探すんじゃなくて、”自分が続けられる会社”を探しましょう。この2つ、似ているようで全然違いますよ」
僕はずっと「良い会社」を探していました。給料が高くて、休みが多くて、人間関係が良い会社。でもそんな完璧な会社は見つからないし、見つかっても自分に合うとは限らない。必要だったのは、「自分がどういう条件なら続けられるか」を知ることでした。
MUST条件とWANT条件を分ける理由
転職の軸を決めるとき、条件をMUST(絶対に譲れない)とWANT(あれば嬉しい)の2段階に分けるやり方があります。これもエージェントの担当者さんに教わりました。
| 種類 | 意味 | 僕の場合の例 |
|---|---|---|
| MUST条件 | これが満たされないと続けられない。絶対に譲れない条件 | ①一人の時間が確保できる ②体を動かせる ③生活できる収入がある |
| WANT条件 | あったら嬉しいけど、なくても辞めない条件 | 怒鳴られない環境、土日休み、通勤30分以内 |
なぜわざわざ分けるのか。担当者さんの説明がすごく分かりやすかったので、そのまま伝えます。



「全部をMUSTにすると、合致する求人がゼロになります。逆に全部をWANTにすると、それは軸がないのと同じです。だから線を引くんです」
僕はこの話を聞くまで、自分の条件に優先順位をつけるという発想がありませんでした。「給料も高くて、休みも多くて、人間関係も良くて……」と全部を求めて、結局どれも中途半端な会社に入ってしまう。それが20回繰り返した転職の正体だったんです。
転職の条件に優先順位をつけるだけで、「応募する・しない」の判断が一瞬で決まるようになります。次のセクションで、その具体的なやり方をお伝えします。
転職の軸の決め方|僕がエージェントの担当者さんに教わった3ステップ


ここからが、この記事でいちばん伝えたいことです。
転職の軸の決め方には、僕がエージェントの担当者さんとの面談で実際に教わった方法があります。「退職パターンの棚卸し」から自分のMUST条件を見つけるやり方です。
ステップ1|過去の退職理由をすべて書き出す
最初にやるのは、過去の退職理由を全部書き出すことです。きれいな理由ではなく、本音の理由を。「人間関係がしんどかった」「なんとなく合わなかった」「やる気がなくなった」。カッコ悪くても正直に出すのがポイントです。
僕の場合は20社分の退職理由を書き出しました。そして担当者さんと一緒に眺めてみると、バラバラに見えた退職理由の裏に、何度も繰り返し出てくるキーワードがあったんです。
この「退職パターンの棚卸し」のやり方と、僕が実際に書き出した退職理由の詳細は、こちらの記事で具体的に解説しています。まだ自分の退職パターンを整理できていない方は、先にこちらを読んでからステップ2に進むとスムーズです。


ステップ2|退職パターンの候補からMUST条件を3つに絞る
ステップ1で退職パターンを洗い出すと、おそらく候補がいくつも出てきます。僕の場合、担当者さんと一緒に整理した結果、5つの候補が浮かび上がりました。
- 一人の時間が確保できる環境がいい
- 体を動かせる仕事がいい
- 生活できる収入がほしい
- 人に怒鳴られない環境がいい
- 通勤が短いほうがいい
ここで大事なのが、この5つを全部MUSTにしないこと。担当者さんにこう言われました。



「候補が出ましたね。でも5つ全部をMUSTにすると、合う求人がほぼなくなります。3つに絞りましょう」



「3つですか? でも全部大事なんですけど……」



「じゃあこう考えてみてください。その条件が満たされていなかったとき、”辞めた”ことがありますか? それとも”我慢できた”ことがありますか?」
この質問が、すごく効きました。5つの候補を一つずつ振り返ってみたんです。
| 候補 | 過去にこれが原因で辞めた? | 判定 |
|---|---|---|
| 一人の時間が確保できる | → 何度も辞めている | MUST |
| 体を動かせる | → デスクワークが合わず辞めている | MUST |
| 生活できる収入 | → 収入の不安で辞めている | MUST |
| 人に怒鳴られない | → 辛かったが、怒鳴られなくても辞めた仕事もある | WANT |
| 通勤が短い | → 通勤が理由で辞めたことはない | WANT |
「人に怒鳴られない」は、復興支援のときにきつかった記憶があるので最初はMUSTに入れたかったんです。でも冷静に振り返ると、怒鳴られない環境でも辞めた仕事はあった。つまりこれは退職の「本当の原因」ではなかったわけです。
通勤も同じでした。「短いほうがいい」のは間違いないけど、通勤が原因で辞めたことは一度もなかった。だからWANTに分類できた。
「過去にそれが原因で辞めたことがあるかどうか」。このフィルターを通すと、MUSTとWANTの線引きがかなりクリアになります。感覚ではなく事実で判断できるので、迷いが減るんです。
ステップ3|転職でどこまで妥協するか「妥協ライン」を決める
MUST条件が3つに決まったら、次はWANT条件に対して「どこまで妥協するか」のラインを決めます。
僕のWANT条件は「人に怒鳴られない環境」「通勤が短い」に加えて、「土日休み」もありました。正直、土日休みは欲しかった。でもこれも、過去に土日出勤が理由で辞めた記憶はなかったので、WANTに分類しました。
担当者さんにはこう言われていました。



「WANT条件は”あったら嬉しいけど、なくても辞めない”もの。MUSTとWANTを混ぜてしまうと、また軸がブレますよ」
で、実際に運送業の求人を見たとき、シフト制で土日も仕事の日があると書いてありました。正直、一瞬だけ「うーん」と思ったんです。
でも、それ以上に仕事内容のほうが魅力的だった。運転中はずっと一人。荷物の積み下ろしで体を動かせる。給料も生活するには十分。MUST条件の3つが全部そろっている。
しかも僕は独り身なので、よく考えたら土日に休んでも特にやることがなかったんです。「土日休み」が本当に必要な条件なのか、それとも「なんとなく欲しいだけ」の条件なのか。冷静に振り返ったら、後者でした。
驚くくらい葛藤がなかったんです。MUST条件がしっかり満たされていると、WANT条件は自然と手放せる。これは頭で理解するよりも、実際にやってみると分かる感覚だと思います。
僕はこの棚卸しを一人ではできませんでした。エージェントの担当者さんに壁打ち相手になってもらったからこそ、自分のMUST条件が見えたんです。書類の書き方も面接の練習も無料でサポートしてもらえるので、一人で煮詰まっている方は、まず相談だけでもしてみる価値はあると思います。
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転職の軸が決まると何が変わるのか


「転職の軸を決めましょう」と言われても、「それで本当に変わるの?」と思う方もいるかもしれません。僕もそうでした。正直、半信半疑だったんです。
でも、変わりました。しかも想像以上に。ここからは、MUST条件を決めたあとに僕の転職活動で実際に起きた変化をお伝えします。
求人を「軸」でフィルタリングしたら見える世界が変わった
MUST条件を3つ決めてから、初めて求人を探したときのことは今でも覚えています。
それまでの僕は「未経験OK」「給料そこそこ」で検索していました。でもこのとき初めて、「一人の時間が確保できるか」「体を動かせるか」「生活できる収入か」の3つで求人を見たんです。
すると、今まで目に入らなかった求人がどんどん引っかかってきました。
| 求人 | ①一人の時間 | ②体を動かせる | ③生活できる収入 | 判定 |
|---|---|---|---|---|
| 運送業(配送ドライバー) | ○ 運転中は一人 | ○ 積み下ろしあり | ○ | 応募 |
| 倉庫フォークリフト作業員 | ○ ほぼ単独作業 | ○ | ○ | 応募 |
| 工場の検品スタッフ | ○ 黙々と一人作業 | △ 立ち仕事 | ○ | 応募 |
| クリーンルームの検査員 | ○ 一人作業 | × 動きが少ない | ○ | スルー |
| 清掃員スタッフ | × チームプレイ | ○ | △ | スルー |
| 警備員 | ○ | ○ | △ | スルー |
「ああ、盲点だったけど、こんなにも合いそうな仕事ってあるんだ」
これが最初の感想でした。運送業なんて考えたこともなかった。倉庫のフォークリフトも、清掃員も、警備員も。「給料」「勤務地」「未経験OK」だけで探していた頃には一度も引っかからなかった求人が、軸を変えただけで次々に見えてきたんです。
結局、MUST条件が3つ中2つ以上○だった求人のうち3社に履歴書を送りました。2社から返事が来て、給料の高いほうの運送業に面接をお願いした。8社に応募して全滅していた頃が嘘みたいに、たった3社でトントン拍子に進んだんです。
数ではなく精度。手当たり次第の30社より、軸に合った3社のほうが結果につながる。これは僕が身をもって実感したことです。
MUST条件は面接でも武器になる
転職の軸が決まっていると、面接でも話がブレなくなります。
転職回数が多いと、面接で必ず聞かれるのが「なぜこの仕事を選んだのですか?」という質問です。以前の僕は、ここでいつもしどろもどろになっていました。「なんとなく合いそうだと思って……」としか答えられなかった。
でもMUST条件があれば、一貫した答えが出せます。「自分にはこういう条件が必要だと分かった。この仕事はその条件を満たしている。だから選んだ」。転職回数が多くても、「自分の軸を理解した上での選択です」と伝えられるんです。
実際、今の運送業の面接でも軽く聞かれました。「20回も転職しているのに、なぜ運送業なんですか?」と。僕は正直にMUST条件の話をしたんです。過去の退職を振り返って自分のパターンに気づいたこと、一人の時間と体を動かせる環境が必要だと分かったこと、運送業はその条件に合致していること。
すると面接官の方が、それまでとは少し違う表情でうなずいて「なるほど、ちゃんと考えてるんだね」と言ってくれました。転職回数を突っ込まれるかと構えていたのに、「軸がある人」として見てもらえた。あの瞬間、「軸って面接でも武器になるんだ」と思いました。
面接で転職回数をどう伝えるかの具体的な答え方は、別の記事で詳しくまとめています。「答え方の台本が欲しい」という方はこちらを参考にしてみてください。


転職で何を重視するか分かると「天職」が見えてくる
最後にもう一つ。転職の軸が決まると、「天職」という言葉がリアルになります。
僕の場合、MUST条件3つをすべて満たしたのが運送業でした。片道100kmでサラダを配送する仕事。昼から夜という変則的な仕事時間だし、土日も仕事の日がある。WANT条件だった「土日休み」も「通勤30分以内」も叶っていません。
でも、辞めたいと思ったことが一度もないんです。
ハローワークの相談員さんに前に言われたことがあります。



「天職って、”やりたいこと”で見つかるとは限りませんよ。”自分が無理なく続けられること”が天職だったりします」
当時はピンと来なかったこの言葉が、今はすごくよく分かります。転職の軸は「完璧な会社」を見つけるためのものじゃない。「自分が続けられる仕事」を見つけるためのもの。そう考えると、20回も転職した僕でも天職にたどり着けたことに、ちゃんと理由があったんだなと思います。
よくある質問


Q1. 転職の軸がわからない場合はどうすればいい?
「やりたいことが分からないから、軸も決められない」。そう思っている方は多いんじゃないでしょうか。僕もずっとそうでした。
でも、エージェントの担当者さんに教わったのは、「やりたいこと」から考える必要はないということでした。



「やりたいことが分からないのは普通ですよ。それより、”過去に辞めた理由”から逆算してみましょう。やりたいことは分からなくても、嫌だったことは覚えているはずです」
この発想の転換が、僕にとってはものすごく大きかったです。「何がやりたいか」ではなく「何が嫌で辞めたか」。こっちのほうがずっと答えやすい。
それでも一人で考えていると堂々巡りになることがあります。僕自身、一人では絶対に見つけられませんでした。ハローワークの相談員さんにも以前こう言われたことがあります。



「一人で考えると、同じところをグルグル回りがちですよ。誰かに話すだけで整理されることもありますから、気軽に相談に来てくださいね」
エージェントでもハローワークでも、壁打ち相手になってもらうのがいちばん早い方法だと僕は思っています。
Q2. 転職の条件が多すぎて絞れません。どこまで妥協すればいい?
これもよくある悩みですよね。僕も最初は「あれもこれも譲れない」と思っていました。
妥協ラインを引くときに効くのは、「過去にそれが原因で辞めたことがあるかどうか」という問いです。僕はこの方法で5つの候補を3つのMUSTと2つのWANTに仕分けました(ステップ2で紹介した表の通りです)。
エージェントの担当者さんにはこうも言われました。



「”全部大事”と感じるのは当然です。でも、全部をMUSTにすると合う求人がなくなる。”なくても辞めなかったもの”は、MUSTじゃなくてWANTなんですよ」
MUST条件の目安は3つまで。4つ以上にすると合致する求人がほぼゼロになって、転職活動そのものが止まってしまいます。
僕の場合、「土日休み」をWANTに分類したことで運送業の求人に出会えました。もし「土日休み」をMUSTに入れていたら、今の天職には絶対にたどり着けていなかった。妥協ではなく、「本当に必要な条件を見極める」という感覚のほうが近いかもしれません。
まとめ|転職の軸の決め方は「過去の退職パターン」にヒントがある


この記事でお伝えしてきたことをまとめます。
- 転職の軸とは、「これがないと自分は続けられない条件」を言葉にしたもの。 「良い会社」ではなく「自分が続けられる会社」を見つけるための指針
- 条件はMUST(絶対に譲れない)とWANT(あれば嬉しい)に分けて、優先順位をつける。 MUSTの目安は3つまで
- 決め方は3ステップ。 ①過去の退職理由を全部書き出す → ②「過去にそれが原因で辞めたか?」のフィルターで候補を3つに絞る → ③WANT条件の妥協ラインを決める
- 軸が決まると、求人の選び方が変わる。 手当たり次第の30社より、軸に合った3社のほうが結果につながった
- 一人で見つけるのが難しければ、プロに壁打ちしてもらう。 僕も一人では絶対に見つけられなかった
僕は20回の転職で、ようやく自分の軸に気づけました。もっと早く知りたかったです。でも、気づいた時点からでも遅くはなかった。今の運送業の仕事は、MUST条件を全部満たしていて、「明日も行っていいかな」と思える毎日が続いています。
転職の軸を一人で見つけるのが難しければ、プロに手伝ってもらうのも立派な選択肢です。僕もそうやって天職に出会えました。相談は無料なので、まずは話してみるだけでも価値はあると思います。
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僕がMUST条件から運送業という天職にたどり着いた話は、こちらの記事で詳しく書いています。「軸を決めたあと、実際にどうやって天職を見つけたのか」が気になる方は、あわせて読んでみてください。



